今回は、村の王様について紹介します。
私が暮らしている地域には王様文化が存在します。
他の地域の王様はフランスやドイツなどのヨーロッパや首都に移住していることも多いのですが、私の村の王様は地元志向!
村で暮らしています。
大きな会議のときは、正装。その他の日はジャージ姿がチャーミングな王様です。
王様は村長さん、会社でいうと社長という位置付けでしょうか。。。
その下には、ノータブル(権力者)と呼ばれる人が王様の補佐を務めていて(中間管理職的のような存在)、その他カルティエ長(こちらも中間管理職のような存在)
が権力を持っています。
会議の日が月に数回あって、1日中行われている様々な会議に王様は参加し、何かを話し合っています。
ノータブルの会議やカルティエ長の会議もあります。
議題は農業のことが多いですが、村の発展に関わる様々な事が王様宅で話し合われています。
外国人であることもあり、王様宅に立ち寄ることや会議に参加することもできておもしろいです。
内容はフランス語と現地語でよくわからず、常に眠気と戦いながら会議に出席しています。
ちょっとやっかいなのがノータブルとカルティエ長とのおつきあい。
人数が多いので顔を覚えるのが大変。
レストランや飲み屋、道端で声をかけてきたおじさんが実は有力者だったということが多々あります。
「誰このおじさん?」と思っても愛想よく挨拶をして、権力者に媚びを売っております。
休日に飲み屋に呼び出されて、よくわからない話に付き合いながらお酒を共に飲むこともあり、「OL辞めたのに!」と思いながら、やっぱりニコニコ媚びを売るわたしです←
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