食欲の秋ということで、テーマはカメルーンの食事。
カメルーンにいたという話をすると、90%くらいの確率で食べ物について質問を受けます。
「主食は何なのか?」「芋食べるのか?」「美味しいのか」などなど。
今日はその食事についてご紹介をしたいと思います。
カメルーンはその温暖な気候と十分な雨量によって作物がよく育つ環境。
太陽の光をたくさん浴びたフルーツ(バナナ、オレンジ、パイナップル、マンゴー、パパイヤ、グァバなどなど)やアボガドは日本で売られているものに比べてすごく味がしっかり!
果物などの他にも、芋、マメ、とうもろこし、落花生、トマト、玉ねぎ、人参、ねぎ、バジル、セロリなど一般的な食材は市場で手に入れることができ、豊かな食材が揃っていました。
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一方、カメルーン料理はというと…
私にとってはいろんな意味でハードルが高く、しょっちゅうお腹を壊し滞在時はかなり痩せていました。
現地の人たちもたまに腹痛に襲われていましたが、頻度は圧倒的に少なかったと思います。
味覚も自分と全然違って「美味しい」ってそれぞれだなぁと思いながら食事を苦しみながら楽しんでいました。
さて、その一部をご紹介したいと思います。
①家庭料理その1
ンドレという葉物野菜(健康に良い)とマニョックという芋を発酵させて潰したもの。葉物野菜が腸に効く。
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穀物を発酵させて潰すというのはカメルーン料理の王道パターン。
②家庭料理その2
コキという名前で、パーム油をたっぷり入れて作った発酵トウモロコシを潰したもの。
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これは油を食べている感じで苦手な日本人多し。私は食べていると謎の鼻水が止まらなくなります。
③レストランの食事
肉にトマトソースと付け合せのプランタン(甘くないバナナで芋っぽい味)チップス
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週1回隣町のレストランで食べていたご馳走。プランタンはかなり気に入っていたので帰国後もたまに食べたくなります。
④講習会や結婚式などイベント時の食事
ビュッフェスタイルのご馳走、サラダや芋、肉、魚などいろいろな種類があります。
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全部手作りで大人数文を作るので結婚式などのイベント時には前日から仕込みをします。
食事に興味があるのはカメルーンの人たちも同じ。いろんな人から日本食を食べさせてくれと言われお好み焼きとかチャーハンとか味噌汁とか色々作ったのですが、美味しくないらしく実に微妙な顔をして少しだけつまんでいらないと残して帰っていくのです。
同じ食材を使っても、ここまで調理方法も味付けも違って美味しいの感覚も違うのかと驚きで、改めてアフリカと日本の距離を感じました。
日本人もカメルーン人もやっぱり食べ親しんだ味が一番だと痛感です。帰国後は日本食が美味しすぎて増量を続けております!笑
さらに興味がある方は、こちらのブログでカメルーン料理が紹介されているので、ぜひご覧下さい。
http://africook.blog.fc2.com/blog-category-2.html
ともか
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