Salmonsの歴史第2回 カンガとの出会い初めてのダルエスサラームの街に心躍る私達。そんな中、私たちが目を奪われたのが、「カンガ」。人々の生活に溶け込む、色鮮やかなファブリックでした。これ程までに心をガシっと鷲掴みにされた瞬間は、今までありませんでした。伝統的なものだからとか、アフリカ特有のものだからとか、そんな小難しい理由ではなく、ただ純粋にカンガはとても鮮やかで、エネルギッシュで、美しく、「綺麗!!」と思えるものだったのです。カンガマーケットには、鮮やかなカンガがぎっしりとぶらさがり、一つ一つの布には、カンガセイイングと呼ばれるスワヒリ語の諺が書いてあります。デザインも様々で、伝統的なモチーフもあれば、当時のオバマアメリカ大統領の顔をプリントしたものもありました。16Dec2017Salmonsの歴史
Salmonsの歴史第1回 アフリカ上陸こんにちは。メンバー森田です。最近の私達は、Culture ShockSプロジェクトの準備でてんやわんやしております。そんなSalmonsも、今年で結成10年!最近よく不思議がられるのが、「なんでそんなに長い時間一緒にやれてるの??そのモチベーションどこからくるの?」ということ(笑)そこで、私たち自身もあまりよくわかっていないその理由を紐解くべく、Salmonsのこれまでの歴史を紹介したいと思います!Salmonsの歴史出会い~Salmons結成さかのぼること10年前、アメリカでは年初にオバマ大統領が就任し、日本では民主党が初めて政権を取った2009年夏。私たちは生まれて初めて、赤土のアフリカに降り立ちました。 私たち3人は、大学社...16Dec2017Salmonsの歴史
「悲惨なアフリカを欧米人が助けにくる話はうんざりだ」 先日行ってきた、コンゴが舞台の映画『わたしは、幸福(フェリシテ)』の公開記念イベント。そこで登壇されていたシネマアフリカという団体の方のお話がとても印象的でした。「悲惨なアフリカを欧米人が助けにくる話はうんざりだ」あるアフリカの映画監督がこう言っていました。 私がアフリカにずっと興味あるのは、そのうんざりするようなストーリーの向こう側にある、人の顔を見てみたいからかもしれません。最近はアフリカの監督による、アフリカに暮らす「名のある個人」をリアルに描く作品もでてきているそう。(『わたしは、幸福(フェリシテ)』もそのひとつ)トークのなかでは、そのまま撮っても伝わらない。リアルなものをリアルに伝えるには、監督の技量...09Dec2017