Salmonsの歴史第5回 Salmons命名アフリカになんとなく後ろ髪を引かれる思いはありつつも、社会人になった私たち。東京、宮城、愛知の3拠点に散らばったこともあり、頻繁に会ってアフリカについて話す機会は学生時代に比べて格段に少なくなりました。それぞれがそれぞれの場所で新しい仕事に奮闘し、サラリーマンとして目の前の仕事に忙殺される日々。そんな中でも、ふとした瞬間にアフリカでの光景を思い出しアフリカへの思いを募らせていきました。完全に「アフリカの手」に掴まれている状態!(詳しくは前回のブログで)このまま何となくサラリーマン人生を歩んでいくのでよいのだろうかと悶々としている中、Salmonsメンバーで当時設立間もなかったエシカルジュエリーHASUNAのパーティに参加しました。数...08Jan2018Salmonsの歴史
Salmonsの歴史第4回 アフリカの手Salmonsの歴史シリーズ第4回。タンザニアにすっかり魅せられた前回に続き、日本に帰ってきてからの悶々とした日々のお話です。一度アフリカに行った者は、アフリカの手に掴まれるゼミで読んだ伊集院静さんの『アフリカの王』(講談社文庫)という小説の冒頭の一節です。小説の筋は忘れてしまっても、頭から離れなかったこの一節は、アフリカ行きを決めた理由のひとつだったように思います。アフリカに行くためにアルバイトに明け暮れていたときにも、合言葉のように口にしていました。「アフリカの手に掴まれに行こう!」03Jan2018Salmonsの歴史
Salmonsの歴史第2回 カンガとの出会い初めてのダルエスサラームの街に心躍る私達。そんな中、私たちが目を奪われたのが、「カンガ」。人々の生活に溶け込む、色鮮やかなファブリックでした。これ程までに心をガシっと鷲掴みにされた瞬間は、今までありませんでした。伝統的なものだからとか、アフリカ特有のものだからとか、そんな小難しい理由ではなく、ただ純粋にカンガはとても鮮やかで、エネルギッシュで、美しく、「綺麗!!」と思えるものだったのです。カンガマーケットには、鮮やかなカンガがぎっしりとぶらさがり、一つ一つの布には、カンガセイイングと呼ばれるスワヒリ語の諺が書いてあります。デザインも様々で、伝統的なモチーフもあれば、当時のオバマアメリカ大統領の顔をプリントしたものもありました。16Dec2017Salmonsの歴史
Salmonsの歴史第1回 アフリカ上陸こんにちは。メンバー森田です。最近の私達は、Culture ShockSプロジェクトの準備でてんやわんやしております。そんなSalmonsも、今年で結成10年!最近よく不思議がられるのが、「なんでそんなに長い時間一緒にやれてるの??そのモチベーションどこからくるの?」ということ(笑)そこで、私たち自身もあまりよくわかっていないその理由を紐解くべく、Salmonsのこれまでの歴史を紹介したいと思います!Salmonsの歴史出会い~Salmons結成さかのぼること10年前、アメリカでは年初にオバマ大統領が就任し、日本では民主党が初めて政権を取った2009年夏。私たちは生まれて初めて、赤土のアフリカに降り立ちました。 私たち3人は、大学社...16Dec2017Salmonsの歴史
「悲惨なアフリカを欧米人が助けにくる話はうんざりだ」 先日行ってきた、コンゴが舞台の映画『わたしは、幸福(フェリシテ)』の公開記念イベント。そこで登壇されていたシネマアフリカという団体の方のお話がとても印象的でした。「悲惨なアフリカを欧米人が助けにくる話はうんざりだ」あるアフリカの映画監督がこう言っていました。 私がアフリカにずっと興味あるのは、そのうんざりするようなストーリーの向こう側にある、人の顔を見てみたいからかもしれません。最近はアフリカの監督による、アフリカに暮らす「名のある個人」をリアルに描く作品もでてきているそう。(『わたしは、幸福(フェリシテ)』もそのひとつ)トークのなかでは、そのまま撮っても伝わらない。リアルなものをリアルに伝えるには、監督の技量...09Dec2017
カメルーンの食事食欲の秋ということで、テーマはカメルーンの食事。カメルーンにいたという話をすると、90%くらいの確率で食べ物について質問を受けます。「主食は何なのか?」「芋食べるのか?」「美味しいのか」などなど。今日はその食事についてご紹介をしたいと思います。カメルーンはその温暖な気候と十分な雨量によって作物がよく育つ環境。太陽の光をたくさん浴びたフルーツ(バナナ、オレンジ、パイナップル、マンゴー、パパイヤ、グァバなどなど)やアボガドは日本で売られているものに比べてすごく味がしっかり!果物などの他にも、芋、マメ、とうもろこし、落花生、トマト、玉ねぎ、人参、ねぎ、バジル、セロリなど一般的な食材は市場で手に入れることができ、豊かな食材が揃っていました。...22Oct2017【旧ブログ】南谷@カメルーン
逆説世界地図webメディア「Culture ShockS」で、私(森田)が担当するのは、「逆説世界地図」。架空の嘘つきメディアが発信する、ガチガチの固定観念だらけの世界地図。TV番組などのメディアや、宣伝などで強調される、異文化に対する固定イメージへの違和感がきっかけでこのコンテンツを思いつきました。18Oct2017【旧ブログ】Culture ShockS
「高慢と偏見 アフリカ編」webメディア「Culture ShockS」。メンバー3人それぞれコンテンツを担当する予定ですが、私(安村)が担当するのは「高慢と偏見 アフリカ編」。『ブリジットジョーンズの日記』の元ネタにもなったという、古典恋愛小説『高慢と偏見』のパロディで、海外在住女性の葛藤物語を描きます。「いいことも、悪いこともありますよ」海外から帰国した人、海外に訪れたときに出会った日本人に、「この国での日々はどうですか?」と聞くと、たいていこう返ってくるなぁと思います。ふと思い返すと、私もかつてしばらくいたトルコについて聞かると、こんなふうに答えているかもしれません。はじめての土地での新しい生活や仕事は、当たり前にいいことも悪いこともあって。それをどう...02Oct2017【旧ブログ】Culture ShockS
「ここが変だよ日本人」今考えているwebメディア「Culture ShockS」ではメンバー3人がそれぞれのコンテンツを担当します。私(なや)が担当するのは「ここがへんだよ日本人」というカメルーンと日本の常識比較4コマ。日本の常識に窮屈さを感じたときにふっと楽になれるような、カメルーンの常識を描きます。01Oct2017【旧ブログ】Culture ShockS
新プロジェクト Culture ShockSこれまでSalmonsとしてやってきた、ラブコメやOLをモチーフにしたアフリカ布・カンガの写真展。10年前にタンザニアでカンガに出会って、美しさと面白さに心奪われたことがきっかけでした。当時(一部では今も)世間にあふれていた「もの珍しいアフリカ」「意外といいものがあるアフリカ」にどうしても違和感があって、純粋に心からいいものをいいと思える瞬間をつくりたいという気持ちでやっていました。その後メンバーがそれぞれカメルーンやら石巻やらトルコやら違う場所に住んで、3人一緒に同じものを見た衝動から少し離れる時間が続きました。 話がうまく噛み合わなくなったことも。ただその噛み合わなさにヒントがある気がして2017年はイベントをしたりし...01Oct2017【旧ブログ】Culture ShockS
カメルーンの結婚事情とアラサーの苦悩日本はGWですね!通信の発達のおかげで、カメルーンにいながらラインやFBで日本の休日モード感を拝見しております^^GW中、いつもに増して婚約・結婚の報告や家族団らんの様子をたくさん目にしました。アラサーですからね。そういう歳なのですねー。(遠い目)さて今日は、カメルーンの結婚事情についてお伝えします!!カメルーンは法律で一夫多妻が認められている国です。最近は減ってきているようですが。たくさんの妻がいる=養える力がある=偉大な男みたいな考えがあって、村の王様とかは5人妻がいたりします。私には5分の1しか愛情を注いでもらえないなんて考えられませんが、この国では妻が複数いることを女性自身特に何とも思っていないようです。カメルーンでは妻が複...06May2016【旧ブログ】南谷@カメルーン